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森林整備いたします。お気軽にご相談ください。


2007年5月。
道路脇の杉の大木を伐採。車の通行を気にしながらの作業でした。
おかげさまで、杉の林の西側の家では、気持ちのいい朝陽を毎朝迎えることができるようになりました。
いわゆる支障木の伐採ですが、この作業の場合は、景観伐採−。
この杉の木があった場所には、広葉樹が植えられるそうです。新しい景色が生まれました。
伐採することで景色を幸せにすることもあります。


年輪を見ると、幅2センチという年もありました。

こんなに成長を急がなくても…。

この太いスギの根元のほうは、近くの家の庭にテーブルとして利用されます。

次に太い部分は、椅子になりました。


胸高直径40センチ余のスギ

もともと畑だったところに植えられたせいか、

成長がとても早く、まだ35年生ほどです。


2006年。
伊那市高遠町芝平地区の皆さんの山の整備を始めました。
山主の皆さんは、今はふるさと芝平を離れています。でも、小さな頃はこの山で薪を集め、炭を焼き、さまざまな山の恵みに囲まれていたそうです。
森の座では、昨年来、境界確認、プロット調査など、森林整備に取り組んできました。
そして、昨年12月、整備中の山を山主の皆さんに見ていただき、境界の再確認をしました。
森林整備は、引き続き取り組んでいきます。
森林整備が進んだ山は、気持ちよく空が広がっています。

森林整備中の山を、山主の皆さんと歩きました。
写真の右には、深く沢が切れ込んでいます。
木を倒す方向など、苦労もありました。
山主の皆さんとこうして明るい山を歩くと、うれしくなります。

この山は、集落から少し山懐に入ったところにあります。
それでも、昔の人たちは、炭を焼き、薪を運び、蕎麦も作っていたそうです。
歩きながら、昔の話をしてくれた山主さんもいました。

途中で、森林の混み具合を説明させていただきました。
簡単な方法で、間伐率を測ることができます。
森林整備を進める上で、大切な目安になります。

 

森林整備中のカラマツ林。
冬の陽光が似合う森に変身中です。
整備中のある日、この森の上を、オオタカの親子が舞う姿があったそうです。
整備が進んで明るい森になるのを待っているのは、私たち人間だけではないようです。

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