森林整備のほかにも、森や木と関わる場面があります。景観をさらによくするための街路樹や庭木の伐採、障害物などによって伐採困難な場所の整備などです。 木を伐採する仕事には、いろんな表情があります。いろんな技術があり、木も森も、いろんな表情を見せてくれます。 もちろん危険が伴う仕事ですが、作業が進むと、暗かった森に陽が差し込み、森や木と近くなる気持ちになります。 そんないちにちを、これからも積み重ねてゆきたい、と思っています。
2011年4月18日〜24日 森の座 初の試みっ!
「第一回薪づくり強化週間」 を実施いたしました。
いつもと同じ、チェーンソーの音が響く山の中。
いつもに増して、人のわらい声も交じりあい、 にぎやかな山の中、になりましたっ♪
参加いただいたみなさんに喜んでいただき、 山も、とても嬉んでいると思います。
みなさま、ありがとうございました。
空に向かって伸びていた枝が伐り落とされると、ケヤキは幹の太い部分だけとなりました。 あとは、通常の伐採作業のように、根元から伐り倒します。 「空師」は、隣にあるケヤキの伐採作業に入ろうとしています。 地面に降りず、太い枝の切り口に立ち、そのまま隣のケヤキに 「飛びます」。 そして、無事、隣の幹に飛び移り、空に近い場所で、作業は続きました。
「空師」が伐り落とした枝を引っ張ります。 地面の上でも、木と空と会話をしています。 数分で伐り倒される木もあります。 こうして、何時間もかけて伐り倒される木もあります。 このケヤキは、「空師」や「山師」たちと、長い時間をかけて会話ができて、きっとしあわせだったろうと思います。 もちろん、このケヤキは、有効に使われる予定です。 ケヤキとの会話は、まだまだ続きます。